大阪のお友だちと一緒に、京都へ出かけてきました。
この日は生憎の雨模様でした。雨に濡れた木々がいっそう深みを増して、糺の森がいつもとはまた違う、しっとりとした美しさを見せてくれました。
京阪の出町柳駅で降りて、参道へ。緑のトンネルをくぐるように歩いていくと、世界遺産・賀茂御祖神社(下鴨神社)の鳥居が見えてきます。
糺の森をあるく
下鴨神社の参道は、「糺の森(ただすのもり)」と呼ばれる鎮守の杜の中にあります。京都の街中にこんなに素敵な森があるなんて!自然の息吹を大きく吸って深呼吸しました。
雨の日はとくに、空気がしっとりとして、木々の緑が濃くなって、森全体も深呼吸しているような感じがしました。傘を差しながら歩いていても、なんだかとても清々しい気持ちでした。

本殿へお参り、そして御朱印を
糺の森を抜けて、本殿へ。
しっかりとお参りをして、御朱印もいただきました。「賀茂御祖神社」の墨書きに朱印が映えて、四隅には紫陽花をモチーフにした可憐な模様が。この季節ならではの一枚です。

水みくじ、大吉!
下鴨神社といえば、忘れてはならないのが「水みくじ」。
といっても、お友だちに教えてもらったのですが😊
みたらし池のほとりでおみくじを受け取り、水に浮かべると……文字が浮かび上がってきます。ドキドキしながら待っていたら、出たのは大吉でした!
なんだか、この日の雨も歓迎してくれていたような気がして、嬉しくなりました。

心ときめいたお守りたち
下鴨神社のお守りは、ほんとうに種類が豊富で、授与所の前で思わず足が止まってしまいます。今回いただいたのはこちら。
四季守(紫陽花)
6月から7月にかけてだけいただける、季節限定のお守りです。
糺の森の四季をモチーフにした「四季守」。この時期は紫陽花のデザインで、青から水色へと移ろうグラデーションの刺繍が、息をのむほど繊細で美しい。
ご利益は健康長寿。そもそも、このお守りが気になったこともあり、こちらにお参りに来ました。
実は、友人に刺繍作家さんがいるので、刺繍ものの美しさは特に気になります。伏見稲荷でいただいたレースお守りもそうでしたが、美しい手仕事が宿ったお守りには、見ているだけでも心が満たされます。

鴨の音守
箱を開けた瞬間、その透明感と神々しさに思わず声が出てしまいました。
「鴨の音守(かものねまもり)」は、声や歌、楽器など、人が出す音が美しく健やかであるようにと祈祷されたお守りです。
レースの波紋柄は、神域である糺の森の木々や水が出す美しい音の姿を表しているのだそう。淡いブルーとグリーンの波紋が幾重にも重なる様子は、まさに森の中で耳をすませたときのあの清らかな空気そのもの。
上品な箱入りで、説明の栞も添えられていて、贈り物にもぴったりの一品。レース刺繍好きとしては、これも見逃せませんでした。

烏羽守り
八咫烏の翼をかたどった、藍色の刺繍が美しいお守りです。羽根の一枚一枚まで丁寧に縫い込まれていて、思わず見入ってしまいました。
賀茂御祖神社のご祭神のお使いとして知られる八咫烏。その翼を模した凛々しいシルエットに、金糸がアクセントとして織り込まれていて、どこか神秘的な雰囲気を纏っています。

葵紐(あおいひも)|相生社の縁結びお守り
相生社(あいおいのやしろ)でいただける縁結びのお守り、葵紐。
淡い紫の組紐に、葵の葉をかたどったふっくらとした飾りが左右にふたつ。腕に巻いたり、アクセサリーとしても使えるやさしいデザインで、「かわいい😍」が、とまりません。
相生社は、縁結びの神様として知られる「産霊神(むすひのかみ)」をお祀りするお社。恋愛だけでなく、友人や家族との縁も結んでくださると言われています。

安産守り(大切な後輩へ)
後輩へのお土産に選んだのが、安産のお守りです。
白いレース生地に、ちいさな花のモチーフが施された、やさしい雰囲気のお守り。赤い紐がキュッと結ばれていて、見ているだけで温かな気持ちになります。元気な赤ちゃんが生まれますように、と願いを込めて。

河合神社へ|池田理代子先生の美麗ポスター
本殿参拝を終えて、糺の森をゆっくり戻りながら、下鴨神社の摂社・河合神社へも立ち寄りました。
河合神社は「日本第一美麗神」として知られ、女性守護の信仰を集めるお社。ご祭神の玉依姫命は、その美しさから美麗の神として崇められています。
こちらでいただいたのが、「美麗女人図」のA4サイズポスター。なんと池田理代子先生の作画によるもの! ベルサイユのばらの先生が描かれた玉依姫命は、華やかで凛とした美しさで、思わず見惚れてしまいました。

相生社へ|紫式部のポスター
縁結びで有名な相生社では、「紫式部」のポスターも。こちらも池田理代子先生による作画で、筆を手に思いにふける紫式部の姿が繊細に描かれています。
相生社は「良縁物語発祥の地」とも呼ばれており、源氏物語の作者・紫式部とのご縁も深いお社。漫画と書が融合した美しいポスターは宝物です。
ベルバラが大好きなわたしにとって、池田先生のお作品がこんな形で神社と結びついているのは、なんとも嬉しいご縁でした。

雨の日の下鴨神社、また来たいと思った
雨の中のお参りは、正直なところ最初は少し不安でしたが、歩いてみると雨ならではの静けさと美しさがあって、むしろ特別な時間になりました。
季節限定の四季守・紫陽花は、まさにこの時期にしか出会えなかったもの。雨の日だったからこそ、紫陽花のお守りがいっそう愛おしく感じられました。糺の森の音を写しとった鴨の音守も、この森を歩いたあとだからこそ、いっそう特別に感じられます。
素晴らしい体験をさせて頂いた下鴨神社、また違う季節にも訪れたいと思います。

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